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修理について

当店では、厳選された素材を使った、長く使っていただける商品を数多く取り揃えています。
また、長く使っていただくことにより生まれる「アジ」を楽しんでいただきたいと考えています。

安心して長く使っていただくため、使用に伴う、ハードウェア(スタッズ、金具)の破損、ストーンの
割れや欠けが発生した場合、出来る限りの補修に実費にて対応いたします。

料金や受付方法等、補修に関する詳細は、 お問い合わせフォームメール、または
お電話(048-948-6468)にてお気軽にお問い合わせください。


※破損の状態や部材の供給の都合などにより、補修が不可能な場合がございます。
※北米製の商品につきましては、補修も現地での対応になるため、お時間が掛かる場合がございます。
※品物をお送りいただくのは、まずご連絡いただき、ご相談いただいた後でお願いします。

スタッズベルトの選び方

スタッズベルトは、近年、日本でも定番化してタイプや価格が異なる、様々なバリエーションが存在します。
そんなスタッズベルト選びのヒントを紹介したいと思います。


1. スタッズベルトとは

スタッズベルトに用いられるスタッズ装飾は、古くは18世紀のヨーロッパに端を発し、1930年代前後にアメリカにて、ウエスタンスタイルの装飾技法として広まり、全盛期を迎えます。
馬具や銃のホルスター、ベルトなど、主に革製品にスタッズワークが施されました。
エンボスもしくはスタンプで模様をつけたレザーに、スタッズやカラフルなジュエルを使って装飾するのが当時の主流で、さらにはベルトのバックルなどにネイティブアメリカンの意匠も取り入れられました。
モンゴメリーワード(MONTGOMERY WARD)やシアーズ(SEARS ROEBUCK)などのストア系カタログ通販でも販売され、これらのカタログは現在では貴重な資料になっています。

1950年代前後にはバイカーグッズにスタッズ装飾が取り入れられるようになりました。
有名なところでは、映画「乱暴者」でマーロン・ブランド扮する主人公ジョニーがまとった、初期のショット製Wライダースジャケットの肩には星形のスタッズが打ち込まれており、「ワンスター」の愛称の由来となりました。
それ以外にも、当時のBuco製レザージャケットやキドニーベルトにもスタッズ装飾が施されたものが見受けられます。


その後、スタッズ装飾は一部のウエスタンアイテムを除いては、下火となりますが、1990年代後期にHTC(Hollywood Trading Company)が発掘しグローバルな展開をスタート、ほぼ同時期に日本でもいくつかのファクトリーが手がけるようになり、再評価されることとなりました。
現在では一時のブームは落ち着き、定番といえる位置に落ち着いたと言えます。
今後もスタッズベルトをはじめとした、スタッズ装飾アイテムはその独特な魅力により、多くの人々に愛され続けていくことでしょう。

2. スタッズ(スポッツ)について

アメリカではSpots(=スポッツ)と呼ばれることが多い。
単なる呼び名の違いのみで、作りや形状の違いがあるわけではない。
アメリカのメーカーStandard Rivet社のモノが有名。
アメリカンブランドでは薬剤を用いて使い古した質感を再現した、Agedタイプのスタッズが使われることが多い。
ブラス、ニッケル、ブラック等の色が選べる。
裏側にProng(ツメ)が出ており、これをベースの革に挿して固定する。
安価な製品や中国製のパーツを使っている物には、カシメタイプのスタッズを使っている物が多い。
2つの違いは裏側から見ると一目瞭然で分かる。
ドーナツ状、円形の金属が見えるのはカシメタイプ、2点のProng(ツメ)の見えるのがUSタイプ。
予算が許すのであれば、本格的で、補修が出来て長く使えるUSタイプ(Prong固定タイプ)のスタッズベルトがオススメ。

【Aged加工の有無】
Agedタイプ 通常タイプ(Aged加工なし)

【固定方法の違い】
USタイプ(Prong固定タイプ) カシメタイプ

3. デザインスタイルについて

スタッズのパターンやジュエルの使い方によって、モダンスタイルとビンテージスタイルに分けられる。

ウエスタンスタイルをベースにしつつ、現代的な解釈が加えられているのがモダンスタイル。
スネークもしくはスティングレーなどのエキゾチックレザーを使ったオーバーレイや、ジュエルにもターコイズ、タイガーズアイなどの天然石を用いるなど、当時には使われなかった素材やスタッズパターンを採用し、スタッズ装飾の新たな魅力を引き出しています。

対して、主に1930年代〜1950年代に製造されたオリジナルのウエスタンスポッツベルトに拘るのがビンテージスタイル。
エンボスの施されたストラップや、カラフルなアクリルジュエルの使い方など、華やかでどことなくチャーミングな「古き良きアメリカ」を再現するものと言えます。

当店ではモダンスタイルのNyoveeと、ビンテージスタイルのACE WESTERN BELTSの双方をラインアップしています。

4. ストラップ(ベルト本体)の幅について

本格派のスタッズベルトは、基本的にインチサイズのストラップを使用しています。

> 1.75インチ(約4.3cm幅)
一番人気の定番。ほとんどのジーンズのベルトループにぴったりハマるサイズ。
スペースが広く取れるため、大きいサイズのスタッズを使って、大柄のモチーフを作れる。
重厚感や迫力を求める方にオススメ。
ヘビ革などのオーバーレイレザーを使用する場合も、このサイズとなることが多い。
ただし、ディッキーズ(Dickies)874など、ベルトループの幅が細めのパンツでは通らない場合があるので要注意。

> 1.5インチ(約3.8cm幅)
日本のカジュアルベルトでは一般的なサイズ。
このサイズであれば、大抵のパンツのベルトループで通せる場合が多い。
ジーンズ以外でもご使用になりたい方にオススメ。

> 0.75インチ&1インチ(約1.8cm&2.5cm幅)
いわゆるスキニー(細幅)ベルト。
当店では、トップスの下から、あえて長めに作った剣先(ベルト穴から先の部分)を垂らし、チラ見せして着用するスタイルをオススメしています。